その辺にいるITインフラ屋さん

気が向いた時に適当な記事を書いたりする個人の備忘録です。個人で開発しているアプリの事やインフラについてなどの記事を書いたりすると思います。更新頻度は少なめ

自宅作業環境の構築 【FLEXISPOT 電動昇降デスク(E1シリーズ) の設置編】

ここ最近はプライベートが今までになく忙しくなっております。特に7月の頭に新居に引越しをしたので、準備やら手続きやらで未だに奔走しております。今は仕事もフルリモートとなった事もあり、自宅での作業環境は一番最初に整えないといけないような場所となりました。

そのため、タイトルにあるように FLEXISPOT の電動昇降デスクを設置しました!写真は途中経過のものですが、物を置いてない状態はすっきり見えていい感じになりました。

f:id:mayuki123:20200716224803j:plain

この記事では、FLEXISPOT 電動昇降デスク(E1シリーズ) と天板を購入までの流れや、ケーブル配線など現実的な部分をいい感じにするまでの過程を書き残します。



机の選定

引越し前には 2x4 材で足を組んで 1x4材を天板代わりにするという荒技で自作デスクを作っていました。当初から引っ越す計画があったので、一時的に使えればいいやと思って雑に作ってました。でかい棚を作っていた木材を流用したので素材費はほぼ0円でした。使い回しができるのがDIYのいい所です。使い勝手はそれなりに良かったのですが、見た目は悪いです。

f:id:mayuki123:20200716224455j:plain

とはいえ、新居にこの机はさすがに持っていきたくないので、ちゃんとしたものを仕入れる事にしました。部屋の間取りから、机のサイズは 幅120 ~ 150 [cm] , 奥行き 60 [cm]のものを探す事にしました。幅120 [cm] の机は既製品でも多くはあるものの、それ以上のサイズとなると値段が高いかしっくりくるものが見つかりませんでした。以前の机は 幅120 [cm] で作ってましたが、作業スペースの余裕がないと思っていたのでより出来ればより大きいものにしたかったという気持ちもありました。

そうすると、天板はDIYをするという考えになるかと思いますが、今までのように2x4材で脚を組むのはサイズを合わせるのが中々に大変です。以前は高さ調整のためにクッション材を脚につけて調整してました。見た目もいい感じにするには塗装やらなんやら大変なので、机の脚を何にするかと考えて下記の二択まで絞りました。



高さが固定か、昇降するかの差ですね。高さの変えることが出来ないテーブル脚もとてもシンプルで好きなんですが、機能性として気分を変えるためにもスタンディングで作業出来たらなと思うことも多々ありました。 一番の悩みどころとしては、値段差 (約2万5千円)に尽きます。「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」という名言があるのと、リモートワークでの自宅作業の時間が圧倒的に増えたという事もあり、FLEXISPOT 電動昇降デスク(E1シリーズ) を選びました。 理由は自分に言い聞かせているだけです。もっと高いグレードもありますが、値段が値段なのでさすがに手が出せませんでしたが、E1シリーズで個人的には十分です。

天板の仕入

次に天板を選ぶ所になります。Flexispot のシリーズには天板付きのものや、別売の天板はとして 120 * 60 [cm] サイズと 140 * 70 [cm] サイズのものはありました。奥行きは70 [cm] になると設置するには狭くなるし、120 [cm] だと物足りないし…。となったので、ここは仕方なく天板は自前で用意するかとなりました。



最初は下記のブログをみて無垢ボード仕入れて天板にするぞという意気込みでビバホームに行きました。

99diy.tokyo

店内をうろうろしてると、いい感じの板を見つけました。グレインランバー材 (1810×900×20 [mm]) というものを発見して、1万円弱でした。基本的には棚板として使うものな気がしますが、厚みも2cmあるしFlexispotは中央部分も支えとして使えるので重みで反る事もないだろうし、塗装などもしなくて良さそうという気軽さがよかったです。 そのままだとでかいので、1400x600サイズにカットしてもらいました。余った分は別で棚板として使う予定なので、天板部分だけで言えば 約6000円くらいと割安なのではとは思います。 f:id:mayuki123:20200716230039j:plain

組み立て作業

組み立て作業は一人で実施して1時間半ほどかかりましたが、脚だけでも結構重くて大変だったので、基本的には二人以上で作業することをお勧めします。

届いた Flexispotの脚は段ボールから開封するとこのくらいパーツがあって、一つ一つが見た目以上に重たいです。

f:id:mayuki123:20200716230624j:plain

作成過程を撮るのを忘れるほど作るのに没頭してましたので写真はないです。無念

f:id:mayuki123:20200716230904j:plain

Flexispotの脚と天板をくっ付ける際には、天板に下穴を開けてねじ止めする必要があるので電動ドライバーが必須です。一家に一台電動ドライバーあると捗ります。私はRYOBIの1万弱のものを利用してますが、DIYで困った事はないくらいに活躍してます。


天板は買った状態のままだと机の角がカクカクしてるので、ぶつかった時にとても痛いです。このままでは危険なので、机の角は削りましょう。

f:id:mayuki123:20200716231153j:plain

このように机の角を削る時にはドレッサーを使うと便利です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

NT ドレッサー大荒目【L-730P】(研削研磨用品・ヤスリ)
価格:859円(税込、送料別) (2020/7/16時点)


仕上げは #400くらいの紙やすりで磨けばそれなりにいい感じになります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【三共理化学】耐水紙やすり 耐水ペーパー #400 230×280mm
価格:40円(税込、送料別) (2020/7/16時点)


側面は木の層が剥き出しの状態となるので、見た目的によくないですよね。そういう時は木目テープを貼りましょう。購入した木目テープはわりと色合いが違うものでしたが、貼ってみると意外と違和感ない状態でした。

f:id:mayuki123:20200716232038j:plain


ようやくいい感じに仕上がりました。

f:id:mayuki123:20200716224803j:plain

ケーブルの配線

いい感じに仕上がったら終わりというわけではなく、机にはディスプレイなどを設置するかと思います。何も考えずに電化製品を設置していくと、写真のようにケーブルの配線が残念な事になります。家具屋さんや通販サイトではケーブルがない状態でかっこいいと思う事が多々ありますが、現実は配線をすると悲しくなることがあります。

f:id:mayuki123:20200716233143j:plain

そうすると机の裏にまとめられるトレーが欲しくなってきます。


何かいいのないかなと100均をうろついて見つけた棚を設置してみました。

f:id:mayuki123:20200716233724j:plain

ここに電源タップを設置すると机の高さを買えても影響を受けないような状態となります。配線束ねるのが雑になってますが、普段目にするところではないので気にしない。

f:id:mayuki123:20200716233944j:plain

電源タップのケーブルだけはどうにもなりませんが、それ以外のものは、きれいにまとまります。 f:id:mayuki123:20200716234225j:plain

コンセントからケーブルを伸ばす際は配線モールを使うといい感じに伸ばせます。角専用のモールもありますが、面倒なのでそこまではやってません。 f:id:mayuki123:20200716234825j:plain

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

配線モール 2号 白 1m 10本_DZ-PM21-W10P 00-4508 オーム電機
価格:1320円(税込、送料別) (2020/7/16時点)


配線モールは案外硬いのでモールカッターが必要となります。残念ながら普通のハサミだと切れないですね…。切り口もギザギザすしてしまいますが、その時はドレッサー使って整えると良いです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ジョブマスター モールカッター JMC-450
価格:2860円(税込、送料別) (2020/7/16時点)


Flexispot の昇降式デスクを使った感想

まだ机を作ってから日が浅いのでそこまで使ってはいないのですが、とても満足してます。仕事中の3割くらいはスタンディングで作業をしている気がします。特に考えが煮詰まった時とかは立って少し動く事で気分が変わるのでいい感じです。今までと比べると夕方くらいになるとかなり疲れた感じになるので、疲れはたまるんでしょうね。在宅ワークで劣化した体にはちょうどいいのかもしれないです。

また、自作した天板については作業スペースも広くとてもいい感じです。一点残念なところとしては、側面に木目テープを貼ったところがキーボートを打つ時に手元にくるのですが、チクチクして痛いという事があります。この辺りの詰めの甘さは、木の天板に直接オイルなどを塗って仕上げる事と比較するとデメリットだと思います。今の色に飽きてきたら全面にシールの張り替えでもして色合いを変えることで気分変える事も出来そうなので、そこまでは気にしてはいないです。


おわりに

一つ言えることとしては、DIYすると安くなるという考えの元で進めていくと意外と必要なものが多くて高くなります。ここで買った部品の金額を総計すると悲しい事になるのでしませんが、工具系は今後も使えるという事を自分に言い聞かせる必要がありますね。昇降式の机はとても便利ですし、天板を自分で作ってみる事で唯一無二の物となる感覚は楽しいので、個人的にはかなり満足した買い物でした。